周防大島と周囲の島への旅4 前島 イノシシに唸られた
次は前島へ
久賀港へ移動
11時20分の船で前島へ、そして1625分の船で久賀港へ
浮島から10時30分にもどってきたので、そこから違う港へ車で移動。車があっても一日に2島しか行けませんね。徒歩ならもっと大変なのが離島めぐり。
定期船「くか」
前島は人口7名 この7名のために一日三便の船が、たぶん釣り人の利用も多いでしょうけど。
魅力的な作業小屋。
いつも小さな島で、このような小屋を住宅を撮影していますが、私の様なついでの人間ではなく、なんらかの専門家が調査してほしいですね。
独特の建て方だが、海風対策や作業しやすいようにか、なんらかの工夫や法則があり、微妙に近くの島でも違う。
このブログを書いているのは2021年7月4日ですが、前日の7月3日には熱海で大規模な土砂崩れがありました。急な斜面の家々が飲み込まれ、今も救出作業が続けられています。この小さな離島前島もわずかな土地に家を建てているので崖崩れとの闘いの歴史でもあります。近年でも
2018年7月豪雨災害
で瀬戸内は多大な被害が出ました。その年の秋や翌年に瀬戸内の島を訪問しましたが、何か所かで道路封鎖が続いていました。
前島神社
この島でネズミが大量発生した時、ご神体を祭り平安を祈願したのがこの神社のおこりとのことです。 まあ本当は島は猫が多いし、猫に助けてもらったのかも
前島大師堂 憩いの場
日本全国で活躍伝説のある弘法大師ですが、この島は江戸時代に藩有林の管理のために移住が進んだ島ですので、弘法大師がこの島で法力をみせたという跡ではないでしょう。
このあと巨石があるという黄幡神社にむかったのですがアクシデントが。
林の中からイノシシに うーーーうおうおと唸られました。
牙が怖いので退散。こういうことは島民は日常なんでしょうね。他の島でも同じことがありましたし。近年本当にイノシシが増えています。
(旧)久賀小学校前島分校
現在は集会所として使われているそうです。廃墟といえば学校跡が魅力的で、山村や離島にはよく残っていますが。毎回教育を全国民へという執念を感じますね。
石垣集落
全国で何か所か石垣で有名な集落がありますが、取り上げられることもない離島にも
このように美しい石垣があります。
路地をいく。 こういう瓦葺の家というのもあと一世代で都市では希少になるかも。
昭和の一般的な家屋なのですが、これらも記録しておきたい。